肥満度
身長・体重から現在の肥満度(BMI)を測定します。肥満体質の男性は、精巣の周りにも脂肪が多く、精巣の温度が上昇しやすくなってしまいます。また、男性ホルモンが低下することで、精子の数や精液量の減少にもつながります。
血圧
高血圧は、喫煙と並んで、日本人の生活習慣病死亡に最も大きく影響する要因です。20歳以上の2人に1人が高血圧と言われています。肥満でなくても、高血圧単独でも多くの病気を引き起こします。
貧血
主に貧血の有無を調べます。鉄が不足する場合、フェリチンから減少していきます。フェリチンを検査することで、いずれ貧血になる可能性がある「かくれ鉄欠乏(潜在性鉄欠乏症)」がわかります。
血液凝固能
血液凝固能(血液を固めたり、溶かしたりする働き)を調べる検査です。
栄養
栄養状態に問題がないかを確認します。
肝機能
肝障害の有無を調べます。
腎機能
腎機能・電解質バランスを調べます。
脂質代謝
脂質異常症の有無を調べます。
糖代謝(血糖)
糖尿病は精子の質や男性/夫婦の生殖能力に悪影響を及ぼすことが示唆されています。糖尿病男性における不妊症の有病率は35%〜50%と言われています。
感染症
これらの感染症は、人から人へ血液や体液を介して感染します。パートナーが感染するクリニックにて結果説明をします。
クラミジア感染症(IgA/IgG抗体)
クラミジア感染は、ほとんどが10〜20代で約90%は自覚症状ないと言われています最も多い性行為感染症であり、クラミジアに感染すると男性は尿道炎から精巣上体炎、女性は子宮頸管炎から骨盤内炎症疾患をひきおこし、不妊症の原因になります。
風疹抗体
免疫のない女性が妊娠初期に風疹に罹患すると、風疹ウイルスが胎児に感染して、胎児に「先天性風疹症候群」 を引き起こすことがあります。男性からパートナーに風疹をうつしてしまうことがないよう男性も予防することが重要です。
精液検査
精子濃度や運動率、奇形率、正常形態率をチェックし受精能力を判定します。
※精液検査は、海老名レディースクリニック 不妊センターでの検査となります。 初診後1週間後あたりで精液検査の予約をお取りいただき、再診時に第2海老名レディース クリニックにて結果説明をします。